ウラジオストク旅行記 マイナー&ローカルオススメスポット
2019年9月に友人とウラジオストクとサハリンの旅行に行った.
一緒に行った友人がウラジオストクは4度目であり観光地じゃない場所に行きたいと言い始めたので我々が行ったマイナースポットを上げる.特に観光地というわけでもないが結構楽しかったので是非とも参考にしてほしい.
1.ロシア食堂 スタローバヤ
スタローバヤとは下の写真のように食事が陳列されていてそれを店員に取ってもらうというビュッフェスタイル?の食堂である.スタローバヤでググればわかるが,日本の大衆食堂やファミレス的な位置づけであり,ウラジオストク以外の都市でもいっぱいある.
注文の仕方は至って簡単でお盆を持って食品棚の前に行き店員に取ってもらうだけ.店員はロシア語しか喋れない場合がほとんどだろうが(モスクワとか大都市なら英語を喋れる人がいたが),簡単なジェスチャーでも問題ない.1(アディー),2(ドヴァー)とか数字を言うだけでもOK.
ボルシチはどこのスタローバヤでもある.日本の味噌汁的な存在らしく店によって味とか入っている食材とかが結構違ったりするのだがどれも等しく美味しい.ボルシチは美味しいが他の食事も全て美味しいかと言われるとそこは微妙.良くも悪くも大衆食堂なのでイマイチなものもあるが,ロシア人庶民の生活を感じることができる.
我々が行ったスタローバヤは以下の地図の場所だが,スタローバヤはウラジオストクのいたる所,いやロシアのいたる所に存在する.是非ともボルシチ食べ比べをしてほしい.
2.グルジア料理屋
何でロシアまで来て他国の飯を食べるんだと思うかもしれないが,かなり美味しい.ロシア人はグルジア料理が大好きなようで,グルジア料理屋は結構多いらしい.グルジア人(ジョージア人)はロシアのことは嫌いかもしれないが.
我々が行ったグルジア料理屋を以下に貼るが,ここ以外にもいくつかあるらしい.
3.カリナモール
ウラジオストクのショッピングセンター.日本で言うとパルコとイオンを足して二で割る感じ.中心地からは少し離れた場所にあるのでタクシーで行くしかない.外国のスーパーとか本屋とか電気屋とか行くと日本との違いを感じることができて結構面白いのでオススメ.
4.オケアナリウム
市街地から近い水族館.日本の水族館とは違い水槽は結構汚いし展示は雑.だが逆にロシア人魂を感じることができて非常に良い.写真はない.
5.カルセリ遊園地
市街地にほど近いところにある遊園地.目抜き通りの近くにあるので行きやすい.
ロシアには大きめの公園の感覚で普通に遊園地がある.日本の遊園地とは違う趣がある.入場料などは存在しない.どれも子供向けではあるが見ているだけでも楽しい.
5.ウラジオストク要塞博物館
ウラジオストクの元要塞を博物館にした施設.博物館とは名ばかりで戦車や高射砲,ミサイルなどが無造作に置かれているだけで,解説もなにもない.それもまたロシア魂.
この博物館の面白いところは ここに展示されている兵器はしっかりとメンテナンスがされていて,実際に動かすことができるということ.実際に自分でハンドルを回して高射砲を動かすという経験はなかなかできないものだと思う.
最後に ロシア旅行必須のアプリ 「Yandex Taxi」について
ウラジオストクは,正直観光しにくい街でもあると思う.その原因の一つが鉄道がイマイチ未発達であるためである.空港から市街地にかけては鉄道があるにはあるが本数が異常に少ないので全く使えない.
そこでウラジオストクでは移動にタクシーを使うのがオススメだが,そのタクシー配車アプリとして非常に優秀なのが「Yandex Taxi」である.Uber的な感じで,ググれば使い方が出てくるので使い方については割愛するが,このアプリがあるのと無いのとでは観光のしやすさが全く違ってくる.
またYandex Taxiはウラジオストクだけでなく,ロシアの都市であればどこでも使える(すごい田舎であれば使えないかもしれないが).ウラジオストクに限らずロシア観光では絶対に必要だ.